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Message 01

目の前にいる人の
課題解決なくして、
業界改善など
できない。

RyosukeSano

Profile

佐野 良輔

経営改革部門(2022年3月時点)

2018年入社/幹部候補1期生

大学時代には学園祭実行委員の代表を務めながら、バーの経営や証券関係のインターンに参加した。
幹部候補採用の1期生として2018年UTグループに新卒入社。入社から3年目までは経営改革部門でグループ企業のPMIプロジェクトや全社の人事制度改定などに携わり、入社4年目からは新サービスの立ち上げプロジェクトを主導している。

01

挑戦し甲斐がある
フィールドを求めて

年子の兄に勉強では勝てない。ならばと、スポーツに情熱を注いだ。柔道やテニスといった個人競技も経験したが、いちばん夢中になれたのは、幼少期から高校まで明け暮れたサッカーだった。敗因を考えてチーム全員で必死に改善していくと、次の試合ではしっかりと結果が出るという手応えが好きだった。とはいえ、それにも限界はあるし、プロを目指せるほどの実力はない。時間をつぎ込むからには、勝たなければ面白くないし成長もできない。そのフィールドをあちこちに探し求めていた。

大学の4年のときには、政治家という仕事への興味から、1年間休学して都庁の政務調査会のスタッフとして働いてみた。そこで分かったことは、スピード感のなさと、徹底した前例主義という物足りなさだった。理解できる部分はあるが、自分には向いていないと感じた。

課題解決型の仕事を探していく中、コンサル会社のトッププレイヤーと出会った。

「もともとは医療法人で働いていたけど、自分の病院内を改善しても、業界全体はよくならない。だから、いろんな医療現場に提案やサポートをできるコンサルに転身したんだ」

その話を聞いた瞬間、すとん、と腹落ちした。新卒で最初からコンサルに入っても、業界の課題が自分事として捉えられないし、解決したいという動機も持てない。あらためてさまざまな企業を回るうちに、UTと出会った。自社グループを発展させることが、そのまま業界全体の改革へと繫がっていく。しかも、入社から3年でマネジメント層へと育てる幹部候補としての採用に、新卒への大きな期待を感じる。ここが、自分の戦っていくフィールドだと確信した。

02

作業を発展させ、
自ら仕事をつくり出していく

入社後はまず、全国の請負・派遣現場ではたらく約1万名の社員の、入退職や異動の対応、給与計算の確認などの業務を通じて、人事の基礎を一から学んだ。それと並行する形で、全10社を超える子会社の人事規定の調査を任されたところから、頭の中でエンジンがフル回転を始めた。

せっかく集めたデータをアウトプットの形にして活用できないかと考え、各子会社の人事規定を比較し、それぞれの課題を可視化した。さらには、シナジー効果を踏まえた、各子会社の人事制度の統合プランも作成した。どちらも、自ら上司に提案し、快諾されて任された仕事である。

その姿勢やプラン内容が評価され、入社1年目の夏、子会社のPMI(M&A後の統合プロセス)に携わることになった。担当したのは、スタッフ1700名規模の派遣会社の人事制度を、親会社であるUTグループに統合するプロセスである。自らの手でプランをつくり上げ、統合先への説明に臨んだ。じっくりと練り上げたプレゼン資料には自信があった。ところが、一通り提案を聞いた子会社の社長は厳しい表情で指摘した。

「佐野くんがこの資料に書いていることは正しいと思う。でも、買収された側の会社の人たちが前を向いて取り組んでいけるような文書になっているかと考えると、これでは難しいな」

どこに問題があるのだろうか?  資料を何度も読み返し、数日考えた末に、ようやく気付いた。子会社の現場社員にとってもメリットのある内容には間違いない。しかし、あくまで親会社サイドの視点で書かれていて、「とにかく従ってください」ともとれる姿勢が見え隠れしているのだ。自分の頭の中だけでは仕事はできない。現場の人たちが不安に思っていることはなんなのか?  まずは自分の心を開いて、人の気持ちに寄り添う姿勢の大切さを思い知らされた。

03

UTが掲げる理想を、
世界というフィールドで
実行していきたい

入社2年目に担当したグループ全体の技術職社員の報酬制度の改定では、全子会社の窓口となる担当者たちに、請負・派遣の各現場の社員への説明会を開いてもらった。各会場を回って説明をしていくが、報酬に関わるドラスティックな変更ということもあり、現場社員からの理解は容易には得られない。コミュニケーションの力量不足は明らかだった。それを責める担当者も少なくない中で、数人の担当者は異なる反応を示した。

「佐野くんさ、さっきの説明はこうしたら良かったよね」
「あの部分は、俺からうまく説明しておくよ」

自分のやり方で対応していけるという、独りよがりのところがあった。だが、コミュニケーションにはステップが欠かせない。まずはこちらが何者なのかを知ってもらう。自分の足らない面や弱さをさらけ出してこそ、現場をよく知る人たちの助けを借りられるのだ。そうしたプロセスを経て多くの人たちをしっかりと巻き込むことで、プランの実効性も磨かれるのである。

こうして、新たなプロジェクトのたびに、なんらかのつまずきがあり、関係者たちからさまざまな気付きを得てきた。これから先も、大きな仕事を任されるにつれ、大きなつまずきも経験するだろう。それでも、前を向いて課題に挑んでいきたい。UTグループの次なる一手をつくる人間として、この組織の中で成長していきたい。さまざまな製造現場でモノづくりのクオリティを高めていく人材のプラットフォームづくりを、世界というフィールドにも広めていきたい。

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