UT エフサス・クリエ
森田 祥平
PROFILE
コールセンターのオペレーター経験を経て、2014年UT エフサス・クリエ(当時・富士通エフサス・クリエ)に入社し、オペレーターの新人教育担当リーダーに。現在は大阪国際空港でカスタマーエンジニアのリーダーとして勤務。
大阪国際空港のカスタマーエンジニアとして。
空港では多くのシステムやIT機器が動いています。カウンターのチェック用端末や、お客様の情報を読み取る搭乗ゲートの改札機など挙げればきりがありません。それらすべてが定刻通りのフライトを支えており、トラブルがあればすぐに復旧する必要があります。それらの保守が私たちの役割です。
私は今、大阪国際空港に常駐し、航空会社のシステムや機器の保守を担当するチームのリーダーを務めています。システムの障害や端末の不具合に困っている係員さんからの連絡を受けると、電話での回答で済む場合もありますが、なるべく私たちは現場に駆けつけて状況を把握し、速やかな解決を目指します。
「本当に助かりました。ありがとうございます。」
不具合を解決すると、こちらが恐縮するほどの感謝のお言葉をいただくこともあり、それだけ私たちを頼ってくださっていたことを感じます。保全だけでなく、システムや機器を使う方々に安心を提供できていることにやりがいを感じます。
この業務に就いて7年目になり、障害対応が重なったときの優先順位などもリーダーとして的確な判断ができるようになってきました。空港の係員の方々にも顔馴染みの方が増えて、気さくにコミュニケーションできる関係を築くことができていることは、仕事のやりやすさにもつながっています。
人を育てることが、自分は好きみたいなんです。
出身は神奈川県。2013年から、神奈川県内のインターネットプロバイダのコールセンターでオペレーターとして働いていました。電話対応を数多く経験することで、お客さまの気持ちを汲み取り、わかりやすく伝える力を身につけました。同じ現場で、オペレーターの新人教育のリーダーを担ってくれないかと声をかけていただいたのが、UT エフサス・クリエの社員になったきっかけです。
学生時代に高校野球部の監督を務めていたこともある自分は、人を育てることにも喜びを感じるタイプです。最初は私がついてサポートしなければ何もできなかった新人メンバーが、一人でできるように成長していくことは、とても嬉しいものでした。育成の方針や指導の方法を決めたりと、教育担当としてのリーダーシップもそこで経験できました。
そして2015年、今の大阪国際空港のカスタマーエンジニアのリーダー職への異動のお話をいただきました。また新たな期待をもらって、ワクワクしたことを覚えています。空港のシステムという重要なインフラの保守を3か月ほどOJTでしっかり学び、管理者として、24時間365日、何かあれば駆けつける責任感を持って取り組むようになりました。
役割が大きくなるたびに、自分は新しい知識や仕事を進めるスキルを獲得できています。私事としては、大阪で出会った人と今年、入籍し、家族のためというモチベーションも生まれました。より責任ある立場を託されるように、これからも期待に応えていきます。